新体操を始めて7ヶ月。以前よりも少し体が柔らかくなりました。床に寝転んで、ハイ、ポーズ。
そんなニーナをいつも見ているユアンも・・・、ハイ、スプリッツ。
ニーナは来年、小学生になります。日本の小学校に行くのでますます日本語が大切になります。現在の彼女の日本語と英語の能力をちょっと分析してみますと・・・
まず聞き取り。日本語の聞き取り自体は問題ないですが、単語量はそれほど多くはないかも。日本語の絵本もよく読み聞かせていますが、同じ年長の従姉妹と話していても「それってどういう意味?」と、聞いたり、新しい単語を教えてもらうことがよくあります。
最近は私も意識的に会話の中で新しい単語を使おうと努力中です。我が家で問題のルー語(日本語と英語がまざる言語)も使わないよう、意識してます(⌒-⌒; )
英語の聞き取りもほぼ問題ないかな、と思っています。ダディやナニーの言っていることもよく理解しているし、英語のDVDも楽しくみています。
が、単語量はネイティブの子には全然かなわないでしょうね。予想ですが。
次に話す能力。日本語を話す時にアクセントなど、気になる点はありません。時々英単語をカタカナで言ってしまうことはありますが。「めっちゃハングリー。」とか・・・この癖は小学生のうちに直さないと。
英語は長い文章はあまりしゃべりません。喋っても文法的間違いが多いです。過去形、三人称単数のs、複数形、theなどの冠詞、などついたりつかなかったり微妙な感じ。スピードも日本語を話す時より少し遅いです。
まだまだ話し足りていないんですね。家の外では100%日本語の会話、家の中でも50%くらいは日本語なので、当たり前と言えば当たり前なんですが。
書く力は・・・ひらがな、カタカナはお手本をチラチラ見ながら書けるようになりました。英語はお手本はいりませんが、綴りが分からないので、フォニックスを頼りにスペルミスの多い文章が書けます。レベル的に書く力は英語も日本語も同じくらいかな。
最後は読む力。日本語を読む時の方が持久力が続きます。ひらがな、カタカナ、漢字数個、割とすらすら読めるようになりました。意味もだいぶ理解しながら読んでいるんだと思います。
英語は短かい文章の絵本の方が好きですが、読めと言われれば長めの絵本も読みます(^_^;)ゆっくりと。
読む力はやや日本語が上かなと思います。周りの子をみても、ニーナの日本語を読む力は平均的かなと感じています。
英語の読みも、ダディやナニーに言わせると、ネイティブの子にも劣らない力があるということです。
改めてバランスを見ると、英語のスピーキング力が一番弱いですね。今後も第一言語の日本語を強化しつつ、英語の4技能もバランスよく伸ばしていければと思います。
Kiddies絵本の英語教室は、0歳から小学生を対象にした、子どもの英語教室です。子どもが対象なので、重視するのはやはり、会話力。
聞いて、話すことです。
文法やスペリングは後からいくらでも勉強できますが、耳は違います・・・
せっかく子どものうちに英語を学ぶなら、子どもの特性を活かした学び方をした方がいいですね。
家庭でも取り組みやすい「絵本」をメイン教材として使っているのは、英語に触れる総体的な時間を増やすためです。もちろん、絵本を読むより、普段から英会話をしながら生活している方が、英会話力は伸びるのですが、日本に住んでいる限り、なかなかそのような環境に身をおくことは簡単ではありません。
そのような理由で、Kiddiesでは読むことにも力を入れています。会話力を伸ばすための読みです。ただ音を追って、発音するだけでなく、読んでいるものは意味が分かるようにし、会話のなかでも使っていけるように導きます。読めるようになっても意味が分からなければ楽しくないし使えない。楽しくないものはきっと上達もしません。
なので、レッスンでは会話力を重視しながらも、読み書きも学び、総合的な英語力がつくような内容を心がけています。会話力が読み書きのリテラシー
力を伸ばし、リテラシー力が会話力を伸ばすという相乗効果を期待しているわけです。
そんなKiddiesでのアクティビティの一つをご紹介します。
アルファベットのブロックをバラバラに広げます。そして、私が例えば「Tiger」と言ったら、最初の音である「T」のブロックを子どもたちが探して取ります。大文字でやったり小文字でやったりします。
このゲーム、きちんと聞き取らないといけないし、アルファベットの大文字と小文字を知っていないといけないし、フォニックスも知らないとできないしと、結構難易度の高いゲームなんですが、Kiddiesの生徒さんは年中さんでもできるんですよ〜。それもかなり高速!単語を聞いたら1秒くらいで取っちゃいます。
これも、家庭での取り組みの賜物なんでしょうね(^^)
熱心なご家庭が多いので。
Kiddiesではアルファベットを教える際、「エイ、ビー、シー」というアルファベットの名前は全然重視していません。「ア、ブ、ク」という音で教えるようにしています。そっちを覚える方がよっぽど使えますから。
このゲーム、お家でもできるので、ぜひやってみてください。ヒアリングとフォニックスの力がつきますよ。
今日は大好きな絵本のご紹介です。
Sam McBratney作の「Guess How Much I Love You」です。
日本語にも訳され、「どんなにきみがすきだかあててごらん」という題で出版されています。
有名なお話なので、ご存知の方も多いはずですが、まだ読まれてない方はぜひ読んでみてください。
小さいウサギと大きいウサギ(たぶん親子)が、どれだけお互いが大好きかを競うお話なんですが、とってもかわいいんです。
小さいウサギは、背伸びをしたり、一生懸命ジャンプして「これくらい好きだよ」と言うのですが、大きいウサギはそれ以上に背伸びしたり、ジャンプしたりして、自分の愛情の方が大きいと言い張ります。
最後は小さいウサギが「I love you right up to the moon.」(お月様に届くくらい大好きだよ。)と、勝ち誇って眠りに落ちるのですが、大きいウサギはそっとキスをしながら、「I love you right up to the moon and BACK.」(お月様に行って、帰って来るくらい大好きだよ。)とささやきます。
とっても心温まるお話。
こんなやりとりを実際子どもともしてみるのですが、本当に幸せな気持ちになります( ̄▽ ̄)
大きくなったら、「ママのこと、こんなに大好き!」な〜んて言ってくれないでしょうから、今のうちだけです(´∀`)
文章も長くないし、難しい単語も出てこないので、英語がそれほど得意でなくても読めそうな絵本です。ぜひ原作を読んでみてくださいね!
ステキな動画もありました。
先日、5歳の娘に「What do you want to be when you grow up?」(大きくなったら何になりたい?)と質問してみました。
すると、「大きくなったらまた小さくなって、リスになりたい!」ですと。
5歳ってまだまだこんな世界に住んでるんでしょうか・・・(^^;;)
幸せそうで何よりですが・・・
おとぎの世界に住むそんなわが子ですが、先日やっとパスポートができ、取りに行ってきました。
父親がイギリス人の子どもたちは、イギリスと日本の両方のパスポートを持つことができます。入国する時に入国する国のパスポートを使うと、入管での手続きがスムーズに行くので、2つのパスポートをとって使い分ける人も多いのだとか。
ただ日本は、2重国籍を認めていないので(イギリスでは認められている)、子どもたちが22歳になるまでに、どっちの国籍にするかを選択しなければいけません。
この間、ニーナがこんなことを聞いてきました。
「ママは日本人、ダディはイギリス人でしょ。ニーナは何?」
「ニーナは日本人とイギリス人だよ。1つじゃなくて、2つも国があるってお得だね!」と、私。
片親が外国人の子は、自分のアイデンティティの問題で悩むことも多いそうですが、「日本人かイギリス人か」ではなく、「日本人でもありイギリス人でもある」ということをポジティブに捉えてほしいなと、思うのです。
外国の人は「ハーフ」という言葉に抵抗がある人が少なくありません。そもそも会話でそんな話題になること自体珍しいんだとか。ダンナさんもアイルランド人とイギリス人のハーフですが、自分を「ハーフ」だと言うことはありません。「半分」は何だか不完全な人みたいに聞こえてしまうんですね。
「ハーフ」の代わりに「ダブル」と言ったりする人もいますが、これも和製英語です。あえて英語で言うなら、「I'm mixed.」とか「I'm half Japanese and half English.」です。「I'm half.」では通じません。
今年のクリスマスはニーナとユアンにとって、初めてのイギリス。もう一つの自分の国に行って、どんなことを感じ、それが今後どのような影響になるのかは分かりませんが、ポジティブな経験になってくれればと思います。
11月に入り、お店は早くもクリスマスモード。
子どもでなくても、何だかワクワクしてきます。
もうすぐ4歳のユアンに
「What do you want for Christmas?」(クリスマスは何がほしい?)
と聞くと、毎回返事が違っておもしろいです。今日はの返答は・・・
「Can I have some Christmas toys?」(クリスマスのおもちゃをもらっていい?)と、よく分からない返事。
ちなみに昨日は、「Dancing Santa!」(おどるサンタ!)でした^^;
そんなユアン、未だに文字にはあまり興味がないようです。
絵本は大好きでペラペラいつもページをめくっていますが、絵を見て楽しんでいるだけ。
アルファベットはフォニックス読みでだいぶ覚えましたが、単語は読めませ〜ん。教えようとしても興味がないから読もうとしません(ーдー)ハァ
以前にご紹介したSight Word Readersを読むフリをするのは上手なんですけどね〜・・・丸暗記してるだけだしね〜・・・(「Sight Word Readers」の記事参照)
Kiddiesの生徒さんを見ていても思いますが、やっぱり文字に興味がある子、ない子って別れますね。興味ある子は3歳でも結構読めたりします。
興味がない子でも、小さい子は右脳の活動が中心なので、フォニックスくらいはすぐ覚えれるんですけど、それ以上進むのがなかなか難しいです。
でも興味のないことを無理やりやらせると、効率が悪いどころか、嫌いになって、長期的にみてもよろしくありません。
ニーナは3歳のころには結構英語の絵本を読んでいたので、ついつい比べたくなりますが、ユアンはユアンのペースで読み方を学んでいけばいいかな、と思うようにしています。
それよりも今はたくさん聞いて、たくさん話して(あんまり英語話してくれませんが・・・)、たくさん絵本を読んでやって、とにかく英語の世界に楽しく触れさせてやることが大切かなと、思っています。
もちろん読むことは大切だと思っているので、少しずつは読み方も教えていくつもりだし、小学生になるころには簡単な絵本も読めるようにしたいですけど。
3、4歳で読める子をみると、「我が子も早く・・・!」と焦る気持ちにもなりますが、ネイティブの子でも7、8歳になってやっと読めるようになる子もいるくらいです。小さいころに文字に興味がなくても、小学生のうちに読めるようになればいいかな、くらいの気持ちで、子どもにも自分にもプレッシャーをかけすぎないようにしたいです。