前回の記事の続きですが・・・
(前回の記事で、英語は長期的に継続していかないと、ということを書いたのですが)、長期間何かを続けていると、必ずというくらいやってくるのが「停滞期」。
身体の成長、スポーツの成長、学習の成長、何でもそうですが、何かが伸び続けることってなくて、伸びる時と停滞する時とを繰り返しながら成長していきます。
英語も同じだと思います。
Kiddiesの生徒さんの中にも、始めた当初はすごくやる気満々で、どんどん情報を吸収していくのですが、1年ほどして慣れてくると、気持ちがだらけてくる子がみられます。子どもたちをサポートする側(保護者の方)にも、サポートの度合いの波はきっとあると思います。
そんな「停滞期」にはどうするか。
焦ってもしょうがありません。
だからと言って、スパッとやめてしまっては何も残りません。
次の波がやってくるまでのエネルギーの温存期間・・・くらいのゆったりとした構えで、切れない程度に細々〜とやっていくしかないかな、と思います。
私もかれこれ7年間(昨日はニーナの7歳の誕生日でした!)、英語育児をしていますが、子どもたちの伸びの停滞期もあったし、私のやる気の停滞期もありました。
ワークや音読を全くしなくなった時期もあったし、会話も日本語だけ、習慣化していたはずの読み聞かせさえしない時期もありました。
そんな時期も大好きなDVDに助けられ、英語を切らすことはなかったです。
そして、切らすことなく続けていれば、また必ずいい波はやってきます。
自然にやってくることもあるし、誰かの波に乗らしてもらうこともあります。(そういう意味でも英語仲間って大事^^)
その時はまた上手に波に乗って、ぐんぐん進めるとこまで進みます。周りでサポートする人もその波は絶対逃さないようにするべきです。
で、また停滞期。その繰り返し。
そのことを頭の隅にでも置いておけば、「波」と上手に付き合っていけるかもしれませんね。
4月に向けて、体験レッスンのお問い合わせを、たくさんいただいています。英語が初めてという子もいれば、経験者の子もいます。
最近の保護者の方の意識は高く(昔は低かったのか知りませんが・・・)、ただ英語を習わすだけでなく、「話せる英語を身につけて欲しい。」と、思われている方が多いです。
そういう保護者の方は、「教室に通わせているから大丈夫。」と、100%教室まかせの意識では、話せるようにはならない、ということをよく理解されています。
アルファベットや単語は覚えられると思いますが、正直、教室だけの英語学習では話せるようにはならないと思います。
このブログでも何度も言っていますが、日々の取り組みがとにかく必要なんです。その取り組みも、数ヶ月、数年とかではなく、長期的に継続しないと身にならない。近道なんてありません。
この日々の取り組みは、あまり勉強じみてしまうとなかなか継続が難しくなります。子どものやる気もでないし、やる気のない子どもにやらせる方も疲れます。
なので、英語の取り組みは勉強っぽくなく、遊びみたいな感覚で取り入れて行くのが一番です。そのやり方はお家の方の腕の見せ所。みんなそれぞれ好きなことって違いますから。
絵本が好きな子なら読み聞かせ。テレビが好きな子ならDVD。歌が好きな子なら歌のCD。パズルやワークブック系が好きな子もいますよね。もちろん、これら全部でもGood。
とにかく、その子にとって、楽しめることをしながら英語に触れると、それが一番自然体だし、効率良く、継続して英語を学んでいくことができると思います。そうやって、日々の取り組みで英語の下地みたいなものを築きながら、教室で話す練習をし、使える英語を身につけて行く、それがKiddiesの考え方です。この下地がしっかりしている子ほど伸びというのは、言うまでもありません。
(「英語分からない」と、思わせる前に始められるとベストなんですけどね。一番スムーズに英語を生活に馴染ませやすいし、小さい時の方が断然時間もあります。小学校が始まれば、宿題、趣味、習い事、友達付き合いなどで、英語にかけられる時間は微々たるものです。)
バランスをとるため、読み書きの宿題は出しますが、とにかくこれは褒めて、褒めて、褒めながら継続していってもらう!子どもはみんな褒められれば、伸びていきます。褒められることによってつく、「自分ってできるんだ」という自信が、すごく大切だと思います。
日常化すると、ついつい褒めるのを忘れてしまう私ですが、意識的に、「上手になったね。」「さすがだね!」「やっぱり得意なだけあるね!」と、家でも、Kiddiesでもポジティブな声かけを心掛けています。
Kiddiesの生徒さんをみていると、上手にお家でも英語を取り入れてもらっているのがよく分かります。「やらされている」と子どもに感じさせず、英語を身につけられる環境を作ってあげることができれば、最高ですよね。