いよいよ12月に入りました。12月と言えば、クリスマス!!
今週はレッスンがお休みだったので、クリスマスの飾り付けを始めました。(レッスンに来てしまった方がいませんように・・・)
部屋にはツリー。(小さい子に壊されませんように・・・)
ドアにはリース。
そして壁にはクリスマスカード。
生徒さんに色を塗ってもらって、華やかにしてもらう予定です。
あとは窓にも、ちらほらと飾りました。
ドアに飾ったリースは、生徒のお母様から譲ってもらったものです。
なんと手作り!!
素晴らしい・・・
美しい・・・
ありがたい・・・
(ちなみに英語でリースはwreath。leaseって発音しても通じませんよ!)
イギリスでは、クリスマスカードはデコレーションとして飾るのが一般的なようです。
我が家にもイギリスからカードが届いたので、飾る予定です。
旦那に言わせると、「日本にいるとクリスマスの感じがしない・・・」というほど、イギリスのクリスマスはもっと華やかなようですが、それでも子どもたちにとっては魔法のイベント。
Kiddiesでもクリスマスにちなんだレッスン内容にしていきます。
CDをたくさん聞いて、クリスマスソングを歌えるようにしといてくださいね!!
「Mind your p's and q's」
こんなフレーズを聞いたことがありますか?
pはplease、qはthank you (than Q )のことで、
Mind your p's and q'sというのは「言葉遣いに気をつけなさい」という意味です。
(’sは複数形のsです。つまりp’s=pleases、q’s=thank yous)
もともとの語源は「pとqは似ているから、読む時に気をつけて」
つまり、「気をつけて」「慎重に」っといった意味から始まったと言われていますが、現在は「please と Thank youを忘れないで」、という意味の方が強いようです。
とにかく英語ではとっても大事なこの2語。
英語育児をされている方は、ぜひ小さいうちからこの2語だけはしっかり言えるように教えましょう。
小さい子に限らず、大人の方が話す時にももちろん大切ですよ。
英語はコミュニケーションのツールです。「言いたいことが言えればいい」ではなく、その言語のマナーを身につけることも、とても大切です。
子どもにPleaseを教える時、よく大人は「the magic word」(魔法の言葉)という言い方をします。
例えば、
「Mommy, I'm thirsty. Give me some juice.」(ママ〜、喉渇いたからジュース!)
「What's the magic word?」(魔法の言葉は?)
「Can I have some juice, please?」(ジュースもらえる?)
という感じ。
お願いする時は、the magic wordをお忘れなく!!
「絵本をじっと聞いてくれない」
保護者の方から、時々こんな相談をうけます。
もともと絵本好きの子なら問題ないのですが、まだ絵本の楽しさを知らない子は絵本を読んでもらっても、じっとしていることは難しいかもしれません。
話もよくわからないし、展開も遅い!と感じるのかもしれません。
1〜3歳の子は特に、色んなことに興味があって、一つのことに集中できる時間も短かったりします。
うちの4歳の娘も今は絵本が大好きで、あれ読んでこれ読んでと、せがんできますが、始めはちらっと時々見ているだけでした。聞いているようないないような・・・
大切なのは習慣化です。
絵本に興味がなさそうだからといって、たま〜に読みきかせてやるのでは、前進しません。1冊でも2冊でも、毎日絵本を読んであげることが大切です。
選ぶ絵本や、読み方も大切。最初は長〜いお話や絵が見づらいものでは、おもしろさは伝わりません。長い文章なら全部読む必要もありません。
子どもが分かりそうな言葉だけを選んで、会話するように読むといいかもしれません。
「What's this? 」
「What is the elephant doing?」
「Look. The cat is crying.」
「This flower is beautiful.」
「Do you know what color this is?」
お話のすじは理解できないかもしれませんが、少なくとも新しい単語を学び、知っていた単語を確認し、何よりも「おもしろかった」と感じてくれれば、それが次の絵本へと繋がります。
英語が苦手なお母さんも、「全部読む必要はない」、「知っていることだけ教えてあげれば良い」と考えれば、少しリラックスして英語の絵本を読んであげられるのではないでしょうか。
大好きなお母さんの声が、子どもの耳には一番届くように思います。
ぜひ、絵本の習慣化を目指しましょう!
こんな絵本を買ってみました。
「耳から覚える! はじめてのえいごおしゃべりえほん」
中身はこんな感じ。
ページを開いて絵の番号を押すと、声が出ます。
日本語と英語の切り替えボタンもあるので、英語初心者の子どもたちが単語量を増やすのに、とっても良い絵本だと思います。
音付きの絵辞典みたいに利用するといいかも。
もくじ
1.からだのなまえ
2.かぞく
3.いろ
4.すうじ
5.いえ
6.みのまわりのもの
7.やさいとくだもの
8.どうぶつ
9.あいさつ
10.たずねる/さそう
11.きもち
単語だけでなく、簡単なフレーズもあります。
9.あいさつ:I'm sorry. How are you. See you later.など
10.たずねる/さそう:What's this? How is he? Where are you going?
11.きもち:I'm sad. I did it! It's itchy!. Stop it. I want this.などなど。
生徒のみなさん、教室で試してみて下さいね。
現在4歳の娘が読む絵本のレベルは、当教室の小学生の絵本教材、ORTでいうstep5辺りです。
↑こんな感じ。
このくらいのレベルは読めますが、好んで手にとるのは、もっと易しいレベルの絵本だったりします。スラスラと余裕をもって読めるレベルの絵本です。そういうレベルの絵本をたくさん読むことは、とても大切なことだと思います。
「読み」を習い始めるころ、大切なのは基礎を固めることです。
成果を焦って、どんどん先へ進んでしまうと、すぐに行き詰まってしまいます。
まずは簡単に読める。楽しい。という経験をたっくさんさせてあげること。
なので、年中・年長クラスで使っているSWRくらいのレベルか、ORTのstep1や2くらいのレベルをみっちり1〜3年かけるのがいいかと思います。
暗記するくらい読み聞かせてもらったり、CDを聞くなりして、字を目で追いかけながら読むフリをすることからスタートします。そのうち、音と文字とが一致して、何度も見る単語が読めるようになります。
その取り組みをじっくりすることで、自信と基礎的な読みの力がつくように思います。基礎ができれば、あとはスムーズにレベルをあげていくことができます。
自分のレベルより、一段下のレベルの絵本をたくさん読むこと。
それが楽しく、効果的に読む力をつけるコツです。