「絵本をじっと聞いてくれない」
保護者の方から、時々こんな相談をうけます。
もともと絵本好きの子なら問題ないのですが、まだ絵本の楽しさを知らない子は絵本を読んでもらっても、じっとしていることは難しいかもしれません。
話もよくわからないし、展開も遅い!と感じるのかもしれません。
1〜3歳の子は特に、色んなことに興味があって、一つのことに集中できる時間も短かったりします。
うちの4歳の娘も今は絵本が大好きで、あれ読んでこれ読んでと、せがんできますが、始めはちらっと時々見ているだけでした。聞いているようないないような・・・
大切なのは習慣化です。
絵本に興味がなさそうだからといって、たま〜に読みきかせてやるのでは、前進しません。1冊でも2冊でも、毎日絵本を読んであげることが大切です。
選ぶ絵本や、読み方も大切。最初は長〜いお話や絵が見づらいものでは、おもしろさは伝わりません。長い文章なら全部読む必要もありません。
子どもが分かりそうな言葉だけを選んで、会話するように読むといいかもしれません。
「What's this? 」
「What is the elephant doing?」
「Look. The cat is crying.」
「This flower is beautiful.」
「Do you know what color this is?」
お話のすじは理解できないかもしれませんが、少なくとも新しい単語を学び、知っていた単語を確認し、何よりも「おもしろかった」と感じてくれれば、それが次の絵本へと繋がります。
英語が苦手なお母さんも、「全部読む必要はない」、「知っていることだけ教えてあげれば良い」と考えれば、少しリラックスして英語の絵本を読んであげられるのではないでしょうか。
大好きなお母さんの声が、子どもの耳には一番届くように思います。
ぜひ、絵本の習慣化を目指しましょう!
送信