イギリスからNanny(おばあちゃん)とuncleが来てくれました。
uncleと言ってもまだ13歳なので、お兄ちゃんみたいなもんですが・・・
Nannyが来るのは3年ぶり。
前回は息子が産まれたてで、娘は2歳にもなっていませんでした。
週に1度、スカイプでチャットしているとは言え、3DのNannyを見るのは初めて同然の息子。空港で会ったとたん恥ずかしがって、しばらく私の後ろに隠れていました。
娘は前回の滞在の時は、全くNannyに懐かず、私にばっかりくっついて、Nannyも少し寂しそうでした。
今回はどんな反応をしめすのか、私にも想像できませんでした。
幼稚園にいる娘を、Nannyと一緒に迎えに行くことにしました。
3年ぶりの再会!拒絶反応をしめすのか、笑顔を見せるのか、私もNannyもドキドキしながら娘の待つ教室に向かいました。
まず私と目が合って娘がニコッと笑ったあと、その視線はNannyへ・・・
一瞬娘の顔が凍りつきます・・・
そしてじわじわと笑顔がこぼれ、恥ずかしそうに、Nannyとハグ。
ホッ(´ε` )
それからはNannyにべっとり。
お風呂も一緒に入りたがり、寝るのも一緒に寝たがり・・・
普通に日本語でベラベラ喋るので、
「You are talking in Japanese again.(^^)」(また日本語で喋ってるね)
と言われるたびに、頑張って英語で喋ってました。
やっぱり自然に口に出るのは楽な日本語です。Nannyのいる3週間で、スピーキングの力を伸ばせれればな、と思います。
息子も家に帰ってからはだいぶ、心を開き、たくさん遊んでもらってました。息子の方がまだ日本語の力が娘ほどないぶん、英語モードに切り替えやすいらしく、私にまでたくさん英語で話してました。
とってもとっても優しいNannyとuncle。たっぷり相手をしてもらって、幸せそうな子どもたちです。
「どうやったら英語を話せるようになるの?」
時々聞かれる質問です。
英会話学校に通ったり、スピードラーニングのようなかけ流しをしたり、留学したり、洋画をたくさん観たり、本を読んだり・・・色々な方法がありますが、私がオススメする方法は少し違います。
場所や時間を選ばず、教材や相手も要らず、効果的でしかもただ。
そんな方法があるんです。
もうすぐ3歳になる息子は、2歳過ぎ頃から言葉を少しずつ話し始めました。半年ほど経った今は、一日中しゃべっているという感じです。
私に対してもお喋りしますが、一人遊びしている時の方がよくしゃべっているんです。
自分である場面を作り出し、おもちゃを使って一人で何役もこなし、会話します。
今日も何やら言っていたので聞いていると、こんな会話を一人でしてました。
「私はプリキュア。」
「こんにちは、プリキュア。僕はマクウィンです。」
「おばけがいるわ!大丈夫。私がやっつけるわ!」
「やー!とー!キック!」
「いたい。」(泣くマネをする息子。)
「もう死んじゃう・・・」
「大丈夫?もう、帰ってご飯を食べるぞ」
訳分からなくて、笑っちゃいました^^
そんな感じで自分の世界に入って、色んな場面を想像して、色んな人になりきって延々と会話するんです。
子どものそんな姿ってそれほど珍しくありません。程度の差はあれ、どんな子でも空想に浸ってごっこ遊びをするのでは?
この一人でするごっこ遊びって、言語の発達に大いに貢献していると思いませんか?
遊びながら、色んな場面、状況での会話練習になっていて、ごっこ遊びをすればするほど、会話が上手になっていくんです。
前置きが長くなりましたが・・・
そうです、英会話の効果的な会話の練習法は、空想です。
状況やストーリーを自分で考え、何役にもなりきって英語で会話するんです。
例えばエレベーターで誰か知らないおじさんと一緒になったとします。
そこで想像力を働かせて、大好きな俳優と同じエレベーターに乗ったら・・・(ちなみに私はロバートダウニーjrの大ファン!)みたいな場面を想像をして、ロバートと自分との会話を作り出すんです。
もちろん声に出すと、あやしい人に思われるので、あくまでも頭の中で!
そんなことを日々している私・・・
四六時中しているわけではありませんが、寝る前や料理中、掃除しながらよく空想にふけっています。案外、英語力が上達するんですよ!
英語がうまく話せなかった時にも、よくこの方法で練習していました。練習というより色んな会話の空想がいつの間に練習になっていた、という感じです。
言いたいことをさっと英語に置き換える力が必ず付きます!
ぜひお試しを。
くれぐれも、周りに人がいる時は声にださずにしましょう・・・
我が家にもツリーを飾りました。
子どもにぜひ手伝わせてあげたいツリーの飾り付けですが、去年は手伝いというより足手まといな子どもたちにあまり参加させませんでした・・・^^;
結局クリスマスは子どものためのイベント。(日本で宗教的にお祝いする人はほとんどいないのでは?!)去年のことをちょっと反省し、今年は少々ツリーを壊しても、飾りを一カ所だけに飾ってしまっても、手や服や床をスパンコールだらけにしてしまっても、気にせず、楽しく飾り付けをしよう!と心の準備をして、飾り付けに取りかかりました。
結果、やっぱり楽しそうでした^^
2歳の息子はどこまで分かっているのか不明ですが、もうすぐ5歳の娘はサンタが来ることをとても楽しみにしています。夏くらいから何度もサンタに手紙を書いていました。
「Dear Santa, I would like a Snow White dress or a Cinderella dress or a Tinkerbell dress, please. xxxx Love Nina」
(プリンセスのドレスばっかり・・・)
スペルに間違いはありましたが、頑張って英語で書いてましたよ。
xxxxはご存知の方も多いと思いますが、キスを意味しています。ちなみに◯はハグという意味で、よく手紙の最後に◯×◯×って書いたりします。
時々イギリスのおばあちゃんに書く手紙には、いつもありったけのxを書くニーナです^^;
ところでアメリカ、カナダ、イギリスでは、イブの夜に暖炉の近くにパイやクッキー、ミルクなどをサンタのために置いておくのが伝統的。(夜な夜な、親がそれを食べます^^;)そしてサンタはプレゼントをツリーの下に置いていきます。
日本ではプレゼントはまくら元に置くのが一般的ですね。
ツリーがある方は今年は西洋風にしてみるのも良いかもしれないですね。我が家は毎年イギリス風です。
今年のクリスマスはイギリスのおばあちゃんも来るので、記念に残るクリスマスになりそうです。
風邪の季節ですね・・・。みなさまの体調はいかがですか?
我が家は全員、風邪気味です。
「なんか風邪気味」を英語で言うと、「I'm coming down with a cold.」です。
「風邪ひいちゃった」は「I've got a cold.」
「よくなってきた」「治りかけ」は「I am getting better.」「I'm getting over my cold.」なんて言い方をします。
体調には十分お気をつけください・・・
さて、今日もおすすめの絵本を紹介します。
「おススメ絵本」でも紹介している絵本ですが、「Now I'm Reading!」というシリーズです。
Pre-Reader
Level 1
Level 2
Level 3
Level 4
Independent
レベルがPre-Reader、Level 1、Level 2、Level 3、Level 4、Independentとあって、それぞれのレベルは短い絵本10冊で1セットになっています。小さい子に読み方を教えるのに最高の絵本です。
「Bob Books Set」という絵本セットも読みの練習絵本として有名ですが、「Now I'm Reading!」シリーズの方が絵もかわいいし、内容もユーモラスで楽しいです。
1冊10ページという短さも、小さい子にはちょうどいい。目安として、アルファベットをフォニックス(アブクド読み)で言えるようになったら、Level 1からスタートしてください。
Pre-Readerのレベルは、まだフォニックスが分からない子への読み聞かせに、いいかと思います。
Level 1の1冊目はaのshort soundに焦点があてられていて、aのつく単語(hat、rat、sat、fan、nap、tan、cat)が繰り返し出てきます。
2冊目はoのshort sound、3冊目はiのshort sound、4冊目はu、5冊目はe、6冊目はまたaというふうに、Level 1では母音のshort soundが読めるように、作られています。
Level 2のセットでは母音のlong soundが読めるようになり、Level 3ではshort、long sound以外の音が読めるようになり、Leve 4ではサイレントeやより長い単語が読めるようになり、最後のIndependentこれまでに習った全てが含まれていて、簡単な本は自分で読めるようになっているという仕組みです。
進め方はどれも始めは読み聞かせが基本。1、2回読んであげると内容を覚えれる子もいますが、5回でも10回でも何回でもいいと思います。
子どもが読み始める時も、つまったら惜しみなくヘルプしてあげてください。徐々にヘルプなしで読めるようになります。
読むときは、読んでいるところを指差しながら読むといいです。
1のレベルが10冊セットですが、1から10まで順番に進めてください。順番に1冊ずつ進めて、10冊とも、ある程度読めるようになったら、あとは好きな順で何度でも自信がつくまで読みましょう。
余裕をもって読めるようになってから、次のレベルに進みましょう。1つのレベルで2、3ヶ月〜半年くらいかけてもいいと思います。
4歳の娘もこの絵本のおかげで、読む力がぐっと付いたように思います。3歳くらいから小学生の子まで、これから読むことを学ぶ子や、少し読めるけど、さらに力をつけたい子などにおススメの絵本なので、ぜひ試してみてくださいね。
読書の秋ですね〜。
今日は、大人向けの洋書をご紹介したいと思います。
「Suzanne's Diary for Nicholas」by James Patterson
James Pattersonはアメリカでも超人気作家で、ミステリーやサスペンスもののベストセラーをたくさん出している人です。
その彼にしてはめずらしい、ラブストーリーが上記の本。
確か日本語でも出ていますが、読んだことはありません。
(アメリカのラブストーリーを、あまりロマンチックな言語ではない日本語に訳して読むより、やはり原作を読みたい!)
300ページとやや短めで、日記のような本なので英語も読みやすい。少々の英語は読めるけど、長編洋書を1冊読み切ったことがないという方は、その1冊目としておススメです。1冊読み終わるころには英語力がぐっとついたと実感できますよ。
この本3回読みましたが、3回とも号泣〜〜〜。
もう手が震えて、文字が涙で見えないくらい号泣しました。
誰にも邪魔されずに、思いっきり泣ける環境で読んだ方がいいです。
内容は、James Pattersonの実体験も少し重なっているらしいですが、やはり男性より女性向き。結婚していて、子どもがいる女性にはさらにうったえるものがあります。
Amazonにはこんな紹介文があります。
「全米ベストセラー第1位に輝く、感動のラブ・ストーリー!
NYに住む女性編集者ケイティと詩人のマット。ふたりは心底愛し合っていたばずだった。なのに、マットはある夜突然ケイティに別れを告げた。涙に暮れる彼女のもとにやがて届いたのは、マットのかつての妻スザンヌが幼い息子にニコラスに宛てて綴った日記。そこに記されていたマットの秘密とは?そして彼がケイティと別れた本当の理由とは?人を愛する喜びと悲しみを精妙な筆致で描き、全米ベストセラー第1位に輝いた感動のラブ・ストーリー。」
ラブストーリーが好きな方、ぜひ読んでみて下さい。
四日市の図書館にもありますよ。