10月31日はハロウィンです。
昔ヨーロッパでは、この日に霊や魔女などが家にくると信じられ、それらから身を守るために仮装し、火を灯していたことが起源になっているようです。
そんな起源よりも、「仮装してお菓子をもらえる楽しい日」として日本では定着してますね。
うちでも毎年カボチャを買って、ジャックオランタン作ってますよ〜。
西洋ではオレンジのカボチャで作るのが一般的ですが、日本ではあまり見かけないので、普通の緑のカボチャで作ります。
3年前に初めて作ってみましたが、案外簡単。
カボチャにマジックで目や口を描いて、包丁で気をつけながらくり抜いていきます。
すぐにくさっちゃうので、ハロウィンの1週間くらい前に作って、ちょっと酢を塗って(腐敗を心持ち遅らせるため)飾りました。小さいのは100円くらいで買えちゃいますよ。
カナダにいた頃は、ハロウィンが近くなると、路上で農家の人が大量のパンプキンを並べて売っていました。そして、そこら中の玄関先でジャックオランタンが飾られていました。しかも大きいのばっかり。
ジャックオランタンが飾ってある家=「Trick or treat」歓迎の家です。
夜になると、仮装した子どもたちが近所の家を訪ね歩きます。
ジャックオランタンを飾っているのに、うっかりお菓子を用意してないお家には、本当に「trick」(いたずら)してもいいんですって。
ハロウィンパーティも盛んで、大人も張り切ってすごい仮装をしてましたよ。
旦那さんの故郷、イギリスでもハロウィンは盛んで、大人も子どもも仮装するようですが、ジャックオランタンはあまり見ないとか。
「作っても盗まれるから、誰も飾らなくなった・・・」らしいです・・・
ちょっと悲しい現実ですが、田舎とかではどうなんだろ。
Kiddiesでもハロウィンの飾り付けをしてみました。(ささやかなもんですが・・・^^;)
先日、体験レッスンに来てくれた子のお母さんは、留学経験などもあり、英語を話される方でした。
小学生の息子さんは、お母さんが英語で話しかけると怒るらしいです。
「日本人なのになんで英語しゃべるの!」って。
1、2歳のころは少しは英語を話していたらしいのですが、だんだん物心がつくにつれ、英語への抵抗感が強くなってきたようです。
体験に来てくれたのは年長の妹さんで、自分で英語を習いたいと言ったみたいです。それなら問題ありません^^d
後は環境を整えてあげるだけで、どんどん上達していきます。
でも、英語育児をしていて、ある日突然「なんで自分だけ英語を話さないといけないの?!」と子どもが聞いてきたらどう答えますか?
私の姉はフランス人と結婚し、二人子どもがいます。二人とも日本の普通の保育園に通っています。フランス語は全く話しません。
パパが話すフランス語は理解しているようですが、発話が全くありません。
5歳の長女いわく「なんでパパはフランス語を話すの?私は日本語がいい。」
もっと小さいころはフランス語のビデオなんかも喜んで見ていたようですが、最近はもっぱら日本語のを見たがります。
「フランス語のは分からないもん・・・」
日本語の方が分かるからフランス語のは見たくない、見ないからもっと分からなくなる、という悪循環になってしまいます。
嫌なものを無理矢理させるのは、親も子も大変だし、効率的でもありません。
そうなるのを防ぐために、私は娘が小さい時から、いくつかのことを実践しています。
まず英語を話すのは当たり前、という態度をとります。
0歳の頃から英語で話しかけ、英語の歌を流し、英語の絵本を読み、日本語と同じように英語を扱います。
3歳くらいになると子どもは、「他の人は英語を話さない」、ということが分かってくるので、ことあるごとに褒めてあげます。
「ニーナは日本語も英語もできてすごいな〜。誰でもできることじゃないよ〜。」
たくさん褒めてあげることで、英語ができることが自信へと繋がります。
あと、「ビデオは英語のみ」ルール。1歳の頃は時々NHKの子ども番組なんかも見せていました。4歳の現在は1ヶ月に1回ほどプリキュアも見ています(私も娘も時間を忘れてしまうので毎週ではない)。
なので我が家ではほとんど、テレビの時間=ビデオの時間です。
そして、ビデオ=英語のビデオです。長くて1時間。見終わったら消す。
だらだらとテレビがついていることはありません。リモコンも勝手に触らせません。
日本語のテレビもいい番組はたま〜にあるので、もっと大きくなって英語への抵抗の心配がなくなれば見せてもいいと思いますが。
まだ小さいので、「英語が話せると世界の人と話ができるし、仕事の選択肢も増えるし・・・」なんて話をしてもピンときません。
そんな取り組みのお陰か、もうすぐ5歳の娘ですが、今のところ英語を話すのは当たり前だと思っています。むしろ、英語ができることが彼女の自信にもなっています。
なので、4、5歳でくる「なんで英語しないといけないの?」の壁を難なくスルーするために、早めから対策しておくといいかもしれないですね。
子どもがみんな英語大好き、というわけではないですから^^;
では何の対策もせず、その壁にぶつかってしまった時はどうすればいいのか・・・それはまた別の機会にしましょう。
絵本の読み聞かせは、言語発達の為にもいいし、人格形成の為にもいいし、情緒的リラクゼーションにもなるし、芸術的な刺激にもなるし、いいこと尽くめです。
ということで、我が家では娘が0歳の時から、夜寝る前に絵本を読んでいます。最初のころは聞いているような、いないような感じでした。時々絵を見て、時々じっと耳をすまして、また他に気をとられて遊んで・・・。
1歳を過ぎた辺りから、1冊じっと聞くようになりました。絵が少ない絵本は嫌がったので、視覚的にも優れている絵本を選んでいました。
家には400冊くらいの絵本があります。英語の絵本はその中で70%くらいを占めます。
また図書館にも定期的に通い、その度に10〜20冊の絵本を借りてきます。図書館からは80%が日本語の絵本です。
基本的には娘が読みたい絵本を選びます。私が「これおもしろいよ」、と薦めることも度々ありますが。
4歳の娘が2冊選び、2歳の息子も1、2冊選び、それを私が読み聞かせます。二人とも日本語、英語、分け隔てなく選びます。
最後は娘が1冊読みます。これは短めの英語の絵本を私が選んでいます。
最近は日本語も読めるようになってきたので、日本語の絵本を読んだりもしています。
4歳になってから、あまり絵のない絵本でも内容を楽しむようになってきました。どんどん長い絵本を選ぶようになってきたので、読む方は大変ですが、うれしい成長です。
この絵本の日課は、お出かけや何かで、寝る時間が遅くなる時以外は必ずしています。
先日は日本語の「スーホの白い馬」を読みました。2歳の息子はどれほど理解したのか??ですが、娘は読み終えた後、しくしく泣き出しました。
絵本を読んで泣いたのは初めてだったので、(以前「フランダースの犬」を読んで泣いていたのは私だけだったし・・・)人の悲しみを理解できるようになったんだな〜と感心していると・・・
娘:「マミィ、死なないで〜。死んでもオバケになって会いにきて〜(涙)」
スーホの白い馬が死ぬのを見て、私の死につなげたようです。
私:「マミィはまだ死なないけど・・・」
子どもっておもしろいですね。
その後、少し娘と「死」の話をしました。
絵本を読んでいると、意外なことを話すきっかけにもなったりして、親子のコミュニケーションにもGoodですね。
年中・年長クラスのMちゃんは、英語が大好き。
物心がついた頃から、NHKの英語番組を張り付くように見ていたらしいです。
そんなMちゃんがKiddiesに来てくれるようになった訳ですが、毎週CD付きの絵本をたくさん借りていき、毎日CDを聞き、絵本を読み、課題の絵本も何度も読んできてくれるので、ぐんぐん英語力がついています。
もともとテレビ番組でリスニングを鍛えてあったので、真似することも上手いもんです。
毎日でもKiddiesに来たい、と言ってくれるほど英語が大好き!*><*
「好きこそものの上手なれ」
これこそ物事の上達のポイントですね。
毎日英語に触れる子と、1週間に1度だけしか触れない子では英語力にどんどんと差がでます。
ここまで英語が好きでなくても、毎日少しでも英語に触れることができれば、子どもの英語力はどんどん伸びます。
覚えることの天才ですから。(忘れるのも早いので、日常的に触れることが大切な訳です。)
なので、まだ好き嫌いのはっきりしない乳幼児は、ママやパパが環境を整えてあげることが大切です。
5、6歳になると、自分の意見もしっかり持つようになります。英語が好きなら、言われなくても自ら英語に触れようとするでしょうが、好きでも嫌いでもない場合は、やはり、ママやパパの協力が少し必要になってきます。
自分で扱えるCDプレーヤーを置いてあげるとか、常に目に付くところに絵本を置いておくとか。
ちょっとした工夫で、子どもが自ら取り組めるような環境を整えることは可能です。
言語習得は長期に渡るものです。
親も子もできるだけストレスなく取り組みたいですよね。
子どもはどのように英語を話すようになるのでしょう。
我が家でしている取り組みは「代弁」です。
まだ言葉がはっきりと話せないころからできる取り組みです。もちろん大きい子どもたちにも効果的。(幼いほど抵抗なく取り組んでくれるかもしれませんが)
毎日使う表現からスタートするといいと思います。
お茶が欲しそうなら、「Say, "I want some tea, please."」(お茶欲しいよ。)
テレビが見たい時は、「Say, "I want to watch TV, please."」(テレビ見たいな。)
眠たそうな時は、「Say, "I am sleepy."」(眠たいよ〜。)
「Say」は「言ってごらん」という意味です。もちろん初めは言えませんが、毎日続けると、少しずつ言えるようになるのがよく分かります。
まずは1つのフレーズから。言えるようになったら少しずつ増やしていきます。
娘が1歳半のころは、「I want to watch something, please.」と言わなければテレビを見せないようにしていました。テレビが大好きだったので必死で言おうと頑張ってました。もちろん始めは上手く言えていませんでしたが、それらしく言えればOKです。始めは1語1語リピート。次は1文をリピート。そのうち「I want to・・・」と促すと「watch something, please!」言うようになり、最後は自分から言えるようになりました。
小さい子は「あれ欲しい」「これしたい」「それはいや」など、要求することが多いので、want to、don't want to の表現が一番覚えやすいかもしれません^^;
娘は「I want to watch something, please.」が言えるようになれば、これを応用して色んなことが言えるようになりました。
「I want to drink something, please.」「I want to go to the park.」「I want to play outside.」などなど。
wantの文章は言い方によってはきつい要求の文にもなるので、例えママやパパなど身近な人であっても「please」もセットで覚えるようにしましょう。
pleaseがないと、「水くれよ!」「お茶!」くらいきつく聞こえてしまいます。
イギリスでも親は「please」をしっかり子どもにしつけます。
言語を話す上で何より大切なのは「耳」です。1日1、2時間英語を聞く取り組みを最低1年は続けて下さい。そうすればある程度、英語を理解できるようになります。話す練習はそれからでもいいと思います。
大人でも同じですが、何となく言われていることは分かるけど、英語で返答できない、と感じている方も多いはず。
「話す」ということと「聞く」という能力は異なります。
実際に声に出すことが大切です。声に出せば出すほど上手になります。
子どもはマネすることが上手いので、上達も早いものです。まだ言えないと分かっていても、リピートするように促すことを習慣づけておくと、少しずつ定着していき、自分でも話すようになります。
そして、1文でもいいので、毎日取り組むことが大切です。
この取り組みは、ママの英語力upにも繋がりますよ!