ご無沙汰しています。
花粉症の人には厳しい季節になりました。
マスクが手放せない今日この頃です。
最近、ボードゲームにハマっているうちの子どもたち。
少し前に買ったこのゲームを、想像以上に気に入って遊んでいます。
この中にはチェスも入っているのですが、5歳と7歳の子にはまだ少し難しいかな、と思いつつ、チェスが大好きなダディが遊び方を教えてみると・・・
ハマりました。
大人が見ていないと、まだ変な動かし方をしてしまいますが、最近は暇があるとチェスをしています。案外できるもんなんですね。
大人対子どもでプレイする場合は、大人はギリギリのところで負けてあげると、子どもはどんどん自信をつけて上達する、と言われたりもしますが・・・勝負となると、たとえ子ども相手でも負けるのがイヤなダディと私。容赦しません・・・^^;
まあ、今のところ子どもたちもめげずに楽しんでいるし、いいかな、と。
チェスは頭の体操にもなるし、世界的にも人気のゲーム。知っていると、いつか役に立つかも?!
ボードゲームといえば、最近Kiddiesのレッスン用に、こんなのを買ってみました。
「Very Silly Sentences」
年中・年長クラスで取り入れてみたところ、すごく盛り上がりました。
遊んでいるうちに、冠詞、主語、動詞、形容詞などの順序が身に付き、readingの練習、単語の勉強にもなります。
出来上がる文書も、ゲームの名前の通り、とてもsillyで面白いです。
「A happy banana jumps over the monkey.」などなど。
楽しい、しかも勉強になるボードゲーム、うまく活用すると、とても価値があると思いますよ。
前回の記事の続きですが・・・
(前回の記事で、英語は長期的に継続していかないと、ということを書いたのですが)、長期間何かを続けていると、必ずというくらいやってくるのが「停滞期」。
身体の成長、スポーツの成長、学習の成長、何でもそうですが、何かが伸び続けることってなくて、伸びる時と停滞する時とを繰り返しながら成長していきます。
英語も同じだと思います。
Kiddiesの生徒さんの中にも、始めた当初はすごくやる気満々で、どんどん情報を吸収していくのですが、1年ほどして慣れてくると、気持ちがだらけてくる子がみられます。子どもたちをサポートする側(保護者の方)にも、サポートの度合いの波はきっとあると思います。
そんな「停滞期」にはどうするか。
焦ってもしょうがありません。
だからと言って、スパッとやめてしまっては何も残りません。
次の波がやってくるまでのエネルギーの温存期間・・・くらいのゆったりとした構えで、切れない程度に細々〜とやっていくしかないかな、と思います。
私もかれこれ7年間(昨日はニーナの7歳の誕生日でした!)、英語育児をしていますが、子どもたちの伸びの停滞期もあったし、私のやる気の停滞期もありました。
ワークや音読を全くしなくなった時期もあったし、会話も日本語だけ、習慣化していたはずの読み聞かせさえしない時期もありました。
そんな時期も大好きなDVDに助けられ、英語を切らすことはなかったです。
そして、切らすことなく続けていれば、また必ずいい波はやってきます。
自然にやってくることもあるし、誰かの波に乗らしてもらうこともあります。(そういう意味でも英語仲間って大事^^)
その時はまた上手に波に乗って、ぐんぐん進めるとこまで進みます。周りでサポートする人もその波は絶対逃さないようにするべきです。
で、また停滞期。その繰り返し。
そのことを頭の隅にでも置いておけば、「波」と上手に付き合っていけるかもしれませんね。
4月に向けて、体験レッスンのお問い合わせを、たくさんいただいています。英語が初めてという子もいれば、経験者の子もいます。
最近の保護者の方の意識は高く(昔は低かったのか知りませんが・・・)、ただ英語を習わすだけでなく、「話せる英語を身につけて欲しい。」と、思われている方が多いです。
そういう保護者の方は、「教室に通わせているから大丈夫。」と、100%教室まかせの意識では、話せるようにはならない、ということをよく理解されています。
アルファベットや単語は覚えられると思いますが、正直、教室だけの英語学習では話せるようにはならないと思います。
このブログでも何度も言っていますが、日々の取り組みがとにかく必要なんです。その取り組みも、数ヶ月、数年とかではなく、長期的に継続しないと身にならない。近道なんてありません。
この日々の取り組みは、あまり勉強じみてしまうとなかなか継続が難しくなります。子どものやる気もでないし、やる気のない子どもにやらせる方も疲れます。
なので、英語の取り組みは勉強っぽくなく、遊びみたいな感覚で取り入れて行くのが一番です。そのやり方はお家の方の腕の見せ所。みんなそれぞれ好きなことって違いますから。
絵本が好きな子なら読み聞かせ。テレビが好きな子ならDVD。歌が好きな子なら歌のCD。パズルやワークブック系が好きな子もいますよね。もちろん、これら全部でもGood。
とにかく、その子にとって、楽しめることをしながら英語に触れると、それが一番自然体だし、効率良く、継続して英語を学んでいくことができると思います。そうやって、日々の取り組みで英語の下地みたいなものを築きながら、教室で話す練習をし、使える英語を身につけて行く、それがKiddiesの考え方です。この下地がしっかりしている子ほど伸びというのは、言うまでもありません。
(「英語分からない」と、思わせる前に始められるとベストなんですけどね。一番スムーズに英語を生活に馴染ませやすいし、小さい時の方が断然時間もあります。小学校が始まれば、宿題、趣味、習い事、友達付き合いなどで、英語にかけられる時間は微々たるものです。)
バランスをとるため、読み書きの宿題は出しますが、とにかくこれは褒めて、褒めて、褒めながら継続していってもらう!子どもはみんな褒められれば、伸びていきます。褒められることによってつく、「自分ってできるんだ」という自信が、すごく大切だと思います。
日常化すると、ついつい褒めるのを忘れてしまう私ですが、意識的に、「上手になったね。」「さすがだね!」「やっぱり得意なだけあるね!」と、家でも、Kiddiesでもポジティブな声かけを心掛けています。
Kiddiesの生徒さんをみていると、上手にお家でも英語を取り入れてもらっているのがよく分かります。「やらされている」と子どもに感じさせず、英語を身につけられる環境を作ってあげることができれば、最高ですよね。
小学生クラスで英語日記を始めて4ヶ月が経ちました。
最低1日分は書いてくるという課題ですが、毎日書いてくる子もいて、とても意欲的。
いくつか紹介したいと思います。
2年生Mちゃん。
「It is Friday, January 24. It was cold. I went to the piano concert at Mushike with my friend and family. It was good.」
1年生Rちゃん。
「It is Monday, January 27. It was sunny. I went to Kayoko's house to play. It was pretty fun. We played karuta.」
1年生Jくん。
「It is Saturday, January 5. It was sunny. I took a bath with my father. I was tired.」
2年生Mちゃん。
「It is Friday, January 24. It was cold. I played soccer at school. It was fun.」
動詞や、過去形、形容詞、簡単な文法にも取り組んでいる小学生。
書く文章がしっかりしてきました。日記は日付、天気、出来事、感想の4行が最低限の課題ですが、その枠を超えて、より複雑な文章に挑戦する子もでてきています。
基礎をしっかり理解できると、応用もできてくるし、発話する際にもきちんとした文章が話せるようになります。
このところ、月曜クラスも火曜クラスも意欲的で、とってもいい雰囲気で学習できています。今、伸び盛りの小学生クラスです。
去年の3月、ニーナが小学生になる直前に、英検5級の過去問に挑戦したことがありました。(「ニーナ英検に挑戦?!」の記事参照)
その時の挑戦は、「分から~ん。やりたくな~い。」と、5分で終了。
もともと椅子にじっと座れるタイプでもないし、ワークやテスト系のことは好きではないので、予想通りといえば予想通りだったんですが、無残な結果でした~_~;
あれから1年近くたち、「そろそろできるかも」、と思い、2013年10月に行われた5級の過去問をプリントアウトして、やらせてみました。
プリントを見た瞬間、そのやる気のないこと!
「やりたくないぃ。めんどくさいぃ。」
「今日はこれだけでいいから!ヒントはなし。質問もだめ。間違えてもいいから最後まで一人でやってごらん。」と私。
筆記のタイムリミットは本来25分ですが、ニーナは終始、ぶつぶつ文句を言いながらだらだら問題を進め、何とか27、8分かけて全部終わらせました。
リスニング問題の間もお絵描きしたり、ユアンとお喋りしたり・・・ほんっとに集中力がなくて、横にいた私はずーーーーっと、イライライライラ・・・・。
結果は、筆記が20/25問。リスニングが24/25問でした。
内訳すると、語彙問題が8/10問。会話問題が4/5問。並び替えの英作問題が3/5問でした。
結果だけ見ると合格点はありますが、おそらくマークシートはちゃんと塗れないだろうし、時間もオーバーしたし、まだまだ本番を受けれるような状態ではないです。
英検って、英語の実力だけでは合格できるものではないですね。
机に静かにつき、問題に向かい、マークシートにまるを付けていく、という英語の実力以前の姿勢ができていないと、難しい。
なので、ニーナは家で年に1回くらい、過去問に挑戦するくらいが精一杯です(^_^;)
もちろん英検対策なんてことも、しません。(本人のやる気がなくてできません。)
絵本を読んだり、DVDを見たり、オンラインレッスンをしたり、ニーナが楽しく取り組めることをしながら、英語力を伸ばしていくのが、彼女にとって最良の方法だと思うし、唯一の方法かもしれないです。何か、自分なりの目標を持つまでは・・・
来年はもっと前向きに集中して、問題に向かえるかなぁ。