誰でも知っている有名なイソップ物語、「ウサギとカメ」。
このタイトルを英語でどういうかご存知ですか?
「The Rabbit and The Turtle」
・・・ではありません。
正しくは「The Hare and The Tortoise」
英語には日本語よりも細かく分類され、それぞれ違う名前で呼ばれる動物がたくさんあります。
例えば上に挙げたウサギもrabbitとhareに分けられます。
hareは一般的にrabbitよりも大きくて、耳も長く、基本的に地上で生活し、生まれた時から毛が生えています。
rabbitはhareより柔らかい食べ物を好み、生活は穴の中。生まれた時に毛が生えていないらしいです。
カメも海ガメ(turtle)と陸ガメ(tortoise)で名前が違います。
欧米では肉がよく食べられるからなのか、動物の名前は日本語よりも細かく部類されている印象を受けます。
逆に日本人は魚をよく食べるので、魚の名前は英語よりも断然細かいですね。
同じ魚を大きさによってツバス → ハマチ → メジロ → ブリと分類しているくらいですから( ̄^ ̄)
日本語よりも細かく分類されているものをいくつか挙げてみます。
ウサギ hareとrabbit
カメ turtleとtortoise
ワニ alligatorとcrocodile
カエル frogとtoad
ネズミ mouseとrat
サル monkeyとape
ハト pigeonとdove
ハチ beeとwasp
エビ shrimpとprawn
イカ squidとcuttlefish
シジミ、アサリ、ハマグリが一緒ではないくらい、それぞれ別物なんでしょうね〜。
(ちなみに英語では全部clamです。)
我が家でもよく、子どもが足長バチを見て、
「There is a bee! There is a bee!」って叫んでいますが、ダディがすかさず、「No. That's a wasp.」って正します。
しっかり使い分けたいところです。
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