先日、うちの子にこの本を読んでやりました。
「Badger's Parting Gifts」By Susan Varley
1年ほど前に、邦訳された「わすれられないおくりもの」を読んだ時は、特に感想もなく、よく理解できていないようでした。
今回は、読み聞かせの後、5歳のニーナはしくしくと泣いていました(:_;)
この絵本のテーマは「死」。子どもには重く暗いテーマですが、読み終わった後は温かい気持ちにもさせてくれる絵本です。
年老いたアナグマが死んで、後に残った友達は悲しみにくれます。でもアナグマが紙飾りの作り方を教えてくれたこと、スケートの仕方を教えてくれたことなど、残してくれた「贈りもの」を思い出すうちに、みんなは少しずつアナグマの死を乗り越えていく、というお話です。
ニーナは「ママが死ぬ時も、ニーナに色々教えてくれるの?でもママは死なないで〜(泣)」と言っていたので、アナグマの死を私の死に結びつけて、悲しくなったようです。
絵本を読んで泣いたのは今回が初めて。いろいろ理解できるようになってきたなんだなぁ、とちょっと感心してしまいました。
この絵本をより深く理解するには、もっと大きくなってからでないと無理かもしれませんが、5歳の子でも5歳なりに色々と感じたようでした。
ダディは、「そんな悲しい本読まなくてもいいのに・・・」と言っていましたが・・・(^◇^;)
ちなみに横で一緒に聞いていた3歳のユアンは・・・全くの無反応でした。色んな動物がでてきたな〜くらいの理解だったんでしょう・・・(*´Q`*)
この絵本はイギリス人のスーザン・バーレイさんが書いたもので、マザーグース賞なるものを与えられた作品です。
大人が読んでも、じ〜んとくる絵本ですよ!
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