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何のために外国語を学ぶ?

13年05月 24日

とある講演会にでかけてきました。

バイリンガルよりも、マルチリンガルを目指そうという内容のお話でした。
マルチリンガルは3カ国語以上を話せる人のこと。

多言語と聞くと、「2カ国語でも大変なのに、それ以上なんて無理・・・」というのが私を含め、多くの人の正直な思いではないでしょうか。

ところが、今日の講義によると、多言語を学ぶと、言語を学ぶパターンがより早く理解できるようになり、2言語だけを勉強するよりも効率よく学べるのだとか・・・
また、バイリンガルのように、2言語を学ぶとその両者が対立してしまい、多言語よりも、より言語的混乱が起こりやすい、のだとか。

そして、その講義で推奨していた語学の学び方は、「自然習得」。
赤ちゃんが言語を学ぶ時のように、まずはその言語を聞きまくる。意味は分からなくても、フレーズを丸暗記して、色々な文のパターンがいっぱい頭に入ってくるまで、とにかく聞く!
そのうち、フレーズを部分的に理解できるようになり、最終的に全体を理解できるようになる。
そして、話せるようになるには、頭に入れたものをとにかく使ってみる、という経験が何よりも大切!ということでした。

それはまあ、そうでしょうね。子どももどこかで丸暗記したセリフを日常でも実際使ってみて、訂正されたり受け入れられたりしながら、そのセリフを本当にモノにしていくというプロセスを踏みますもんね。

Kiddiesのレッスンでも、これまでに聞いたり、学んだりしたフレーズを自発的にどんどん使い、より発話を促す雰囲気作りをしないといけないな、と改めて感じました。

その講義は、多言語をマスターすることを目標しているのではなく、多言語を少しでも話せることで、世界の人とより近づき、より幅広い人々と心を通わせることができる、ということに重きを置いている内容のものでした。

「言語は人と人を繋げるツールである」、というのは母国語含め、言語学ぶ原点です。「伝わった!」「共感してもらえた!」という経験を得るためにも、その言語を使える環境に時々身を置くことは、必要不可欠なのかなと、思います。それが外国語教室の役割の一つなんだと思います。

せっかく外国語を学ぶなら、「外国語が少ししかできないから・・・」と、言語が壁を作るのではなく、「外国語が少しはできるから!」と、言語が壁を払い、色々な人と心を結ぶポジティブなツールであって欲しいと願います。


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