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自分の意見が言える子に

12年10月 02日

私ごとですが・・・
高校時代にオーストラリアで1ヶ月の短期留学をし、大学時代に1年間カナダに留学しました。

どちらも英語がほとんど話せない状態でいきました。

その時に痛感したことは、「とことん意見を求められる。」ということです。
日本では本当に「ツーカー」(死語?)の会話をしていたんだなと、実感しました。

「これ好き?」「なんで好き?」「どう思う?」など、常に何を考えているのかを表現することが求められました。
「別に好きでも嫌いでもないし、どうも思わない・・・」みたいな曖昧な表現は知らなかったので、無理やり好きか嫌いかを言ってました(^_^;)

ある日、ホストマザーが夜ご飯を用意してくれました。「これどう?好き?」と聞かれ、「あまり好きじゃない」と言えず、「おいしいです。」と答えたら、毎晩のようにそれがでてきたこともありました( ̄O ̄;)

西洋にももちろん、白か黒だけでなく、グレーの答え方もありますが、日本に比べると少ないかもしれません。
とにかく何に対しても意見をもっている、という印象です。そしてそれを表現することが求められます。会話していても、意見がないと全然話に入っていけません。聞かれるまで待っていても同じです。

英語で話す時、英語のレベルも大切ですが、それよりも言う中身があるかがもっと大切。

そんな雰囲気の中で生活するうちに、少しずつ遠慮なくYesかNoかが言えるようになっていきました。
そして、なぜYesなのか、なぜNoなのかが言えるように、自分の意見を常に意識するようになりました。

そうすることで、英語の会話力も伸びていったように思います。
留学で得たものは、英語力以上に、そういった姿勢かもしれません。

自分の意見を伝えることは大切ですが、もちろん言い方も大切です。
「あなたの作ったものは美味しくないから、嫌いです。」というのは問題ですよね(^_^;)

日本で英語を教えるネイティブの人たちが、「日本の学生はAかBかと選択肢が与えられれば、答えられるが、選択肢まで考えなければいけない質問になると答えられない。(余暇に何をするのが好きか、など。)」というのを、よく耳にします。

西欧では「はっきり意見が言えるよう、普段からしっかり考える」ことが、子どものうちから家庭でも学校でも求められているように感じます。

先回りして、あれこれせずに、「この料理にはどんなソースを使いたいか、どのくらい付けたいか。」など、小さいことでも子どもの意見をしょっちゅう聞き、子どもが自分で考え、それを言い、それを受け入れてもらう、という経験をたくさんすれば、自分の考えが恥ずかしくて言えない・・・ということにはならないと思うのですが。

ダンナさんや、ダンナさんの両親をみていても、子どもに対してそんな接し方をしているな、と感じます。

ニーナやユアンにも、英語が話せても、話す内容がない、ということにならないよう、育ってもらいたいです。


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(自分の意見が言える子に)
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